京都検定講習会レポート

京を旅する

京いろいろ


蘇る名画 星野画廊


2013年のキーワードは新島八重、新島襄、そして同志社。
そう勝手に決め込み。

同志社礼拝堂にある新島襄の肖像画を描いた画家の作品展が2012年末にあったと聞き
その画廊に行ってみました(展覧会はすでに終わっています)

画廊の名は「星野画廊」。
平安神宮の鳥居前の道を、まっすぐ知恩院方面にいったところにあります



画廊に着くと、「蘇る名画 星野画廊」とありました

中に入ると壁いっぱいにいろんな画家の絵が飾られていて
書物のコーナーに新島襄像が表紙の一冊の図録を見つけました

『京都洋画の先達 伊藤快彦遺作展 忘れられた画家シリーズ』


店主の方と少しお話して

新島襄のこの肖像画はを知ってる人は多いけど、作者を知ってる人は少ないこと

35年かかって、伊藤快彦(いとう・やすひこ)のことを調べ、やっと展覧会を開ける運びとなったこと


こんな画家が京都にいたこと、それを35年かかって調べた人がいること、

それによって今私がこの画家を知ることができたこと

素晴らしい出会いでした


先ほどの図録には、伊藤快彦の作品が多数掲載してある他、
直接の触れ合いはなかったようですが、新島襄についても書かれてあり、
とっても興味深い一冊です

店主の方は「こういう作業は時間がかかります」
とおっしゃってました。

また立ち寄ってみたい画廊です


(2013年1月)