東寺、春の特別公開に行ってきました
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東寺五重塔
内部は正月3が日に公開されますが
お正月はなかなか行けない。。
ならば、
特別公開の機会に!
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東寺の五重塔は高さ55メートル。現存する最も高い木造塔。国宝 今の塔は5代目で、徳川家光による造営
中は・・・
柱や壁一面に絵が描かれ、外から見るのとは一転して華やか 絵ははげてる部分も多いけど、一部極彩色が残ってるところも
中心の心柱(しんばしら)を背に、四如来がぐるっと安置されている 更に各如来の脇侍に菩薩像が2体 密教の世界を立体的に表現した空海は、なんと心柱を大日如来に見立て、
このような配置を考えたそうです!
4つある扉の左右の柱には龍が描かれてます 龍は水の神。四度の焼失を経験た五重塔を、守る意味が込められたそうです
一部床の下?を見せていただけます ここから見える心柱の根元部分に、絵が描かれている ふだん見えないところになぜ絵が?
実は五重塔の構造上、塔身の部分は乾燥で縮み、心柱が屋根を突き上げてしまった 1692年、それを直すために心柱の根元を約50センチ切り下げた そのため、もとは外に描かれていた絵の部分が、床下に下ったそうです
床下で調整するなんて、おもしろい
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宝物館
非公開の鎮守八幡宮のご本尊のうち
二神像が特別に公開されていました
平安時代のもので国宝 |
兜跋毘沙門天立像(とばつびしゃもんてんりゅうぞう・国宝) …平安京の羅生門二階に安置されていた
千手観音立像(重要文化財) …東寺食堂(じきどう)の旧本尊。火災により一部焼失
もとは千の手を持っていたそうです

宝物館でご本尊が特別公開されている鎮守八幡宮。南大門のそば
まだまだあります!いつでも見れるお宝
食堂(じきどう):ド迫力の焼損した四天王はここに
講堂:国宝の山!21体の立体曼荼羅。ここはまさにワールド 中心にいらっしゃる大日如来は、東寺のほぼ中心にあたる 五重塔の心柱を大日如来に見たてたのと、同じ意図が込められてるのか… 男前の帝釈天はここに
金堂:豊臣秀頼による造営。国宝 中には、薬師三尊像
この日、子院の観智院も公開されてました→こちらで
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