京都検定講習会レポート

京を旅する

京いろいろ


千光寺(せんこうじ・大悲閣だいひかく) 嵯峨野・嵐山エリア


・黄檗宗寺院
・山号:大悲閣山
・本尊:千手観音菩薩


京都市西京区嵐山中尾下町62
TEL 075-861-2913


<<memo>>
・観音堂の名称「大悲閣」で知られる
・角倉了以が河川開削工事の関係者の菩提を弔うため、現在地に移転
・本尊の千手観音菩薩は了以の念持仏




2006年7月参拝

阪急嵐山駅から徒歩約30分
大悲閣千光寺まで歩いてみました



渡月橋より目指す大悲閣の方向を見たところ

大堰川(おおいがわ)に沿って、上の写真で言うと、左側の川沿いの小道を奥のほうへ進みます。

道幅約2メートルの大悲閣道。左側は山、右側は川。ぽつぽつと釣りをする人が
大観光地とは思えないほど、静寂に包まれてます。



この先にある旅館への送迎船?


たまに山に入るとこんな道。歩きやすい靴でどうぞ

この道を軽自動車が走り抜けるからビックリ
一般車両は通れないので、この先にある 温泉旅館 嵐峡館 さんの車ですね。きっと。

さて、川の景色を楽しみながら歩くこと20分、嵐峡館さんに到着。
さあ、ここから、一気に100メートル急な道を登ります!



もうちょっと!


山門が見えたっ 千光寺到着

京の河川開発を行った角倉了以(すみのくらりょうい)が、工事で命を落とした人を弔うために建てた禅宗寺院。
嵐山の中腹にひっそりと立ち、小さなお堂がふたつ。


こちらは 了以堂。たたみ8畳か10畳ほどのお堂で、靴を脱いでくつろげます。

お天気が良ければ、京都の街の向こうに比叡山や大文字まで見えるそうです。
この日は 仁和寺 の五重塔が確認できました
眼下には大堰川の流れとトロッコ列車が見えますよ

景色を見たり、トロッコ列車が来たら覗いたり。。。しばし、ごろごろ
お昼寝して行く人もいるみたい。ほんとに静か

川沿いの道~大悲閣は、自販機などありません。
飲み物はあらかじめ用意してお出かけください